

・三品輝起
夏葉社
2020/7/25 第二刷(2017/4/25 第一刷)
288p
12x20cm
著者は、西荻窪の雑貨店・ギャラリー“FALL”の店主。
「世界がじわじわと雑貨化している」
端的な例が、『星の王子さま(サン=デグジュペリ)』がバッドエンドであることを知らない、『星の王子さま』のファンの存在。「大切なことは目に見えない」というフレーズを引き合いに出しつつたくさんの雑貨が作られ、売られ、買われている。
目次
Ⅰ
夜と店の隅で
雑という字
半径一メートル
雑貨の銀河系
ちがいさえあれば
英字新聞
これは本ではない
予告された雑貨の記録
家路
雑貨の秋
音楽を聴いたころ
オフシーズン
ホットポー
Ⅱ
道具考
路傍の神
千のキッチュ
千のクンデラ
十一月の谷
俗と俗とが出会うところ
弦楽四重奏曲第十五番
漏れかっこいい
スピード・オブ・ライフ
Ⅲ
限界集落
船底の構造模型
パーリア的、ブラカマン的
悲しき熱帯魚
幽霊たち
最後のレゴたちの国で
落葉
この本は新刊です。