



「一着の服を旅してつくる」
・中須俊治
烽火書房
2020/4/30 初版第一刷
226p
B6 版、ソフトカバー
シューカツ(就職活動)に疑問を抱いて休学、トーゴ共和国へ。
帰国後、信用金庫勤務を経て、アフリカ布と京都の技術を繋ぐファッションブランドを起業。
人によっては、紆余曲折に見えるかもしれないその過程で見たり聞いたり感じたりしたことがすべてつながっている。
日本とトーゴはお互いに地球の反対側。
これを体感できるよう、日本のパートとトーゴのパートは上下が逆になっている。適宜、ひっくり返しながら読む、という面白い試みがなされている。
目次:
はじめに
シューカツをやめる
一人ではできないことも仲間がいればできる
ラジオ局で働く
トーゴの食べ物
人との出会いだけがぼくを前進させる
汚れた手と綺麗なスーツ
会社を辞めてでもぼくがやらなければいけないこと
二人の挑戦になるまでに
ふたつの世界を紡ぐ
三年後の事業化をめざして
現地に会社を「建てる」
トーゴへ行こう
重ねあうこと
見落とされてしまうたくさんの価値を重ねて
ぼくたちは商品を誰に届けたいのか
トーゴで出会う仲間たち
エウェ族のことば
みんなが笑って過ごせる世界をつくる
あとがき
この本は新刊です。