

・アンヌ・モレリ、永田千奈
草思社文庫
2020/1/31 第四刷(2015/2/9 第一刷)
202p
「訳者あとがき」で永田は、「この本を一読して以来、テレビのニュースを見ていても、新聞を読んでいても、ふと思うのだ。ああ、これも、ポンソンビー卿の指摘していた『あれ』ではないかと」。
目次:
ポンソンビー卿に学ぶ
第1章「われわれは戦争をしたくはない」
第2章「しかし敵側が一方的に戦争を望んだ」
第3章「敵の指導者は悪魔のような人間だ」
第4章「われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う」
第5章「われわれも意図せざる犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる」
第6章「敵は卑劣な兵器や戦略を用いている」
第7章「われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大」
第8章「芸術家や知識人も正義の戦いを支持している」
第9章「われわれの大義は神聖なものである」
第10章「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」
ポンソンビー卿からジェイミー・シーまでの流れをふまえて
訳者あとがき
この本は新刊です。