

「『人間らしさ』への賛歌」
・川端康雄
岩波新書
2020/7/17 第一刷
280p
ともすれば『動物農場』『一九八四年』だけで語られてしまう作家を、他の作品やルポルタージュ、膨大な量のエッセイとリンクさせて、障害の紆余曲折がどのようのその思想形成に影響したかを考察する。
目次:
はじめに
植民地生まれの奨学金少年 1903-1921
イギリス帝国の警察官 1922-1927
パリとロンドンで落ちぶれる 1927-1934
葉蘭とディーセントな暮らし 1934-1936
北イングランドへの旅 1936
スペインの経験 1936-1937
ファシズムに抗って 1937-1939
空襲(ブリッツ)下のロンドンで生きのびる 1939-1945
北の孤島にて 1945-1947
『一九八四年』と早すぎた晩年 1947-1949
1949-1950
ジョージ・オーウェル略年譜
あとがき
人名索引/主要文献/図版出典一覧
この本は新刊です。