

「大きな島と小さな島で本屋の灯りをともす人たち」
・朴順梨
ころから
2020/10/30 初版
128p
15x20cm
「LOVE 書店!」「DANRO」に連載、文字通り、離島にある本屋の訪問記。
前作よりも「閉じられる本屋」の話題(再出発も含め)が多いようだが、だからと言って負の面だけでもない、とも感じる。
目次:
「本屋」がない島で「本を手渡す」人たち ― 小笠原諸島(東京都)
昭和のレジが活躍する それが「島の本屋さん」 ― 伊豆大島(東京都)
昔懐かしい紙芝居が今日も物語を紡いでいます ― 中通島(長崎県)
図書館司書にして書店員 日本最北端の「本の窓」 ― 礼文島(北海道)
みんなのための一冊 ひとりのための一冊 ― 生口島(広島県)・弓削島(愛媛県)
Uターン青年と築 100 年の本屋 ― 周防大島(山口県)
「おもしろい本は意外に売れないんだよね」 ― 江田島(広島県)
島の本屋の存在理由はそこに「ある」ことと見たり ― 篠島(愛知県)
本屋がない島の「自宅内図書館」奮戦記 ― 与那国島(沖縄県)
書店発ディスコ経由書店行き変遷を支えた家族の力 ― 与論島(鹿児島県)
野菜もらって、パンク修理して人が集まる本屋さん ― 八丈島(東京都)
隠岐の本屋にある隠岐の本が一番いい。 ― 島後島(島根県)
本屋が島にやってきた Ya! Ya! Ya! ― 北大東島(沖縄県)
おもちゃと本と文具に雑貨 まるでタイムカプセル ― 家島(兵庫県)
100年続く書店の50年続く夫婦、ふたりの間にはいつも本が ― 大三島(愛媛県)
島と本との出会いで自分を見つめ直すきっかけに ― 奄美大島(鹿児島県)
異業種参入の女性店主 伊豆の島で腕まくりするの巻 ― 新島(東京都)
静かな島にたたずむやさしく静かな本屋たち ― 小豆島(香川県)
博多の北、釜山の南 国境の島の本屋 ― 対馬(長崎県)
亜熱帯の島 香り立つ本屋たち ― 沖永良部島(鹿児島県)
この本は新刊です。