

・小笠原博毅、福島聡
新泉社
2020/11/28 第一版第一刷
224p
四六判、ソフトカバー
社会学教授と書店店長との往復書簡集。
進行中である危機の終わりを予測することに対しては、冷静な思考の「遠近感」が必要。
目次:
はじめに
考える場所のために
書店論
「決して心地よいものでない共生」を生きる
どんな本でも「不要不急」のものとは思えない
いまもなお本はライフラインだった
教室論
パンデミックと教室
民主主義と公園
パンとサーカスと弁証法
「パンとサーカス」という舞台を構成しないものたち
書店の日常と弁証法
「どうせやるなら派」から「コロナ転向派」へ、そして暴かれる五輪「ムラ」
言葉のパンデミックに抗うために
言葉のパンデミックとは何か
「本屋はわたしの学校だった」
書店と教室、人文知の現場から見えてきたこと
おわりに
〈未来の自分〉と読書
ブックガイド
本書で取り上げた本やテクスト&パンデミックについてさらに考えるための五冊
初出一覧
この本は新刊です。