

・オフショア
2023/3/22 発行
192p
四六判、ソフトカバー
「アジアを読む文芸誌」の第二号。
「アジア」と称されてきたこの場所に、一言で括られるほどのまとまりは、果たしてあったのか――。アジア混沌の世界へ導く号となりました。
目次:
後藤哲也インタビュー「グローバル時代における韓国・東アジアのグラフィックデザイン――かすかに残る匂いや誤訳」 聞き手:山本 佳奈子
批評「すれ違いながら、手をつなぐ ――「シルクロード ・サンドストーム」をめぐる女同士の関係」依田 那美紀
聞き書き「火鍋屋の大門さん」檀上 遼
エッセイ「どうして私はチベットのお寺で泣いてしまったんですか――京都を照明具に考える伝統と信仰」昔南京にいた女
エッセイ「時間が龐麦郎への答えである」顔 峻
――解説――「音楽は農民工・龐麦郎を救えるか」山本 佳奈子
エッセイ「香港情景――子育てする移民:元駐在員の香港生活記」渡邊 順祐
論考 連載第二回「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係―一九九〇年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として――民主化の土台をつくった「党外雑誌」」和田 敬
エッセイ「マオイストの村、そこで暮らす父」石田 みどり
この雑誌は新刊です。